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注文住宅に駐車場を作る際の流れとは?注意すべきポイントまで解説

公開日:2021/02/01

注文住宅を建てる時、間取りやキッチン、浴室などを選んでいきますよね。しかし、大切なのは駐車場の作り方です。駐車場の配置について、深く考えていない方もいるのではないでしょうか。しかし、設計の段階で駐車場を計画的に作った場合では、住んだ後の満足度が変わるのです。今回は駐車場を作る際の注意すべきポイントと流れを解説します。

駐車場に必要な広さを確認する

車の種類や台数などは、各家庭によって環境が異なります。さらに、今乗っている車で駐車場を作ると、今よりも大きな車に乗り換えた時に、スペースが足りないなどと不満を抱くかもしれません。そのため、まずは駐車場の広さを確認する必要があります。

必要な広さはどれくらい?

駐車場は一般的に「長さ5.0m×幅2.5m」の寸法で作られています。仮に総2階の4LDKの住宅で駐車場を作る場合、どれくらいの広さが必要となるのでしょうか。2階建て4LDKの一般的な必要な坪数は35坪です。そこに駐車場が必要となるので、一般的な寸法である「長さ5.0m×幅2.5m」よりも大きめの「長さ5.5m×幅3.0m」を足す必要があります。1坪が約3.31平米なので、駐車場スペースは約5坪です。建物と駐車場の坪数を合わせると35坪+5坪となるので、40坪ほどの敷地が必要となるでしょう。

もちろん、駐車場に余裕を持たせる場合は、さらに広い敷地が必要となります。駐車場スペースについては、「車を乗り換えるかもしれない」、「ベビーカーを出し入れするかもしれない」、「大きな買い物の時、ドアをしっかりと開けたい」などさまざまなことを考えて広さを検討しなければなりません

敷地が狭い時はどうする?

では、敷地が狭い時はどうしたらよいのでしょうか。土地によっては40坪も確保できないところも多いでしょう。しかし、狭い敷地でも駐車場を作れます。たとえば、ビルトインガレージは建物の一部に駐車スペースを設置したもので、建物の1階部分に駐車スペースを組み込むこともできます

ただし、ビルトインガレージについては注意が必要で、建築基準法により、建物の高さ制限が設けられているためです。したがって、地域によっては法律上、建てられない場合もあります。しかし、そのような地域では、建物の地下に駐車場を作れます。その場合は建築費用が高くなる傾向があるので、予算との相談が必要です。

駐車場込みで家の設計を考える

次は駐車場込みで家の設計を考えていきましょう。

セキュリティーは大丈夫?

駐車場を考える上で、セキュリティーは大切なものです。たとえば、いたずらで車が傷つけられることや、盗難被害にあうこともあります。あらかじめトラブルを防ぐ設計を考えなければなりません

たとえば、駐車場にシャッターやゲートをつけられます。近年では電動シャッターやリモコン式のゲートなどもあるため、便利に利用できるでしょう。駐車場の前に車を止めて、手動でシャッターやゲートを開ける必要はなく、リモコンやボタン操作だけで開閉可能です。

利便性も大切に

また、セキュリティー以外にも利便性について考えましょう。たとえば、駐車場が玄関から離れており、雨が降っている場合は移動が大変です。それを防ぐために、たとえば駐車場から玄関までを屋根でつなぐこともできるでしょう。

どのように車を停めるかも重要

駐車方法も設計に関わってきます。縦列駐車にするのか並列駐車なのかによっても異なりますし、道路から駐車スペースまでどのようにして進入するかも考えなければなりません。セキュリティーや利便性を考えて設計していくことが大切です。

注文住宅の駐車場を作るときに注意するポイント

次に駐車場を作るときに注意すべきポイントについて解説していきます。

見た目と一体感

駐車場は家の外観、外構など一体感をもたせた設計が重要でしょう。ただし、家と駐車場、植栽や外構の業者はそれぞれ異なるため一体感をもたせることは難しいようです。しかし、それぞれ異なる施工会社であっても、設計段階でしっかりと打ち合わせを行いましょう

作る素材

駐車場は、建物や植栽、外構などとの一体感だけではなく、素材も大切なポイントです。たとえば、砂利を敷くことで水はけをよくする効果があります。さらに、砂利の上を歩くと石同士の摩擦で音がなるので、防犯対策も期待できるでしょう。

一方、アスファルトやコンクリートで作る場合もあります。アスファルトは比較的施工費用が安いのですが、汚れが目立ちやすいようです。さらに、経年劣化によりへこんでしまったり、割れてしまったりすることもあります。そのためアスファルトで作る場合は、こまめにメンテナンスが必要となる場合が多いでしょう。また、コンクリートは頑丈な素材ですが、比較的施工費用が高くなってしまいます。さらに水はけもよくないので、雨の日はすべりやすくなるでしょう。

その他、インターロッキングというものがあります。インターロッキングは見た目もオシャレで水はけもよいですが、コンクリートなどと比較すると割高になるようです。

 

これまで駐車場の広さやセキュリティー、作る素材など、設計に必要な注意すべきポイントを解説しました。注文住宅では、建物そのものだけでなく、駐車場も一緒に考えていく必要があります。建物と駐車場をセットで考えていきましょう。

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