憧れのウォークインクローゼットのメリットとデメリットを徹底解説!
住宅新築またはリフォームする際、「ウォークインクローゼットは絶対欲しい」「でも結構スペース取るし、本当に必要かな」と悩む人は多いのではないでしょうか。収納スペースとしては優秀ですが、使い方や家族構成によってはメリットにもデメリットにもなります。この記事では最適な選択ができるように、メリットとデメリットを解説しましょう。
ウォークインクローゼットのメリット
大量収納に必要不可欠なウォークインクローゼットのメリットを5つ紹介します。
大量に収納ができる
1か所のウォークインクローゼットだけで、家族みんなの衣類や家具などを収納できます。収納スペースが広く歩行スペースもあるので、自由度も高く整理整頓もしやすいでしょう。夫婦2人暮らしなら2畳ほどの広さでも問題はありませんが、4人家族なら3畳以上の広さがあると充分広く快適に利用できるといわれています。
衣替えの必要がない
ウォークインクローゼットに衣類を収納できるので、衣替えの必要はなく冬物と夏物の入れ替えの手間が省けます。収納する際は冬物と夏物を分けて収納しておくと、探す手間も省けて効率的です。
他の部屋を広く使える
ウォークインクローゼットに衣類などを1か所にまとめることで、各部屋にクローゼットやタンスなどの収納スペースを設ける必要がなくなるでしょう。その分部屋を広く使うことが可能です。小さいタンスだけでも少なくとも1畳は占領するので、6畳前後の部屋ではタンスがなくなるだけでも部屋の広さは変わります。
衣類以外の大物も収納できる
普通のクローゼットだと大きく重い物は出し入れしにくいものですが、ウォークインクローゼットなら歩行スペースがあるので比較的出し入れしやすいでしょう。布団一式やストーブなどは季節ごとに出し入れするので、歩行スペースがあるだけで快適さを実感できます。ウォークインクローゼットの中は高さもあるので、タンスでは収納できなかった大きな物も収納可能でしょう。
中でそのまま着替えられる
ウォークインクローゼットには、着替えるには充分なスペースがあります。朝起きてそのまま着替えて部屋から出ていくことも可能です。鏡など身だしなみを整える小物があれば、ウォークインクローゼット内にすべて揃うので、全身コーディネートができて便利でしょう。
ウォークインクローゼットのデメリット
メリットが多いウォークインクローゼットですが、その中でもデメリットを3つ紹介します。
常に整理整頓する必要がある
衣類を大量に収納できますが整理整頓は必須です。整理整頓が日々できると問題ありませんが、整理整頓ができないと冬物と夏物、家族の衣類が混ざってしまうので、逆に不便で使い勝手の悪い収納スペースになってしまうでしょう。最初のうちから計画的に衣類などの収納スペースを決めて、整理整頓をしていくことが大切です。
歩行スペースがデッドスペースになる
歩行スペースはデッドスペースになるので物を置きたくなりますが、ウォークインクローゼット内が乱雑になってくるので歩行スペースには物を置けません。一度歩行スペースに物を置いてしまうと、使い勝手が悪くなってしまうので日々の管理は必要です。
照明が追加で必要
日中なら照明は必要ないですが、夜間に利用する際は照明がないと暗くて中が見えないので照明を設ける必要があります。照明を設置する際も、火災の原因になるので近接するところには衣類などを置かないようにしましょう。燃えやすい衣類が集中して収納されているので、照明はLEDにしてなるべく発熱しないような照明にするなどの配慮が必要です。
ウォークインクローゼットは広ければよいわけではない
ウォークインクローゼットが広ければ広いほど大量に収納スペースが確保できますが、その分居住スペースが狭くなるのを忘れてはいけません。決められた間取りの中でウォークインクローゼットのスペースを確保するので、充分な計画と検討が必要です。漠然と広いウォークインクローゼットを設置しようすると、スペースをとりすぎたことに後悔する可能性もあるでしょう。
スペースの無駄遣いにならないように、家族構成や置くべき物を家族と計画し、検討してから適切なウォークインクローゼットの広さを確保してください。2畳の広さが欲しいのか、それとも3畳の広さが欲しいのか家族構成によって適切な広さは変わるので、判断に困りわからない場合は、事前に住宅会社に相談することをおすすめします。プロなのでしっかり丁寧に相談に乗ってくれるでしょう。
以上、ウォークインクローゼットのメリットとデメリットについて徹底解説しました。メリット・デメリットを踏まえた上で家族構成や将来計画に合った収納スペースを作ることが大切です。収納スペースが充実していると日常生活が快適になるでしょう。これからウォークインクローゼットを設けるか悩んでいる方は、この記事を参考にしてください。